Bio Artでは、犬ブルセラ病の凝集価測定サービスを提供しています。

犬ブルセラ病に汚染されたに繁殖コロニーを浄化し、維持していくための方法もアドバイスさせていただきます。

犬ブルセラ病について

犬ブルセラ病は、犬ブルセラ菌(B.canis)に感染した犬が妊娠した場合、妊娠55日前後に前兆のないまま突然流産します。まれに、妊娠中期に流産することもあります。

1. 感染、流行の実態把握が困難

流産以外で、犬ブルセラ病の感染に気付くことは困難です。

雄犬が犬ブルセラ菌に感染した場合、精巣腫大、萎縮、そして、無精子症になるまでに数年かかると考えられています。

犬ブルセラ病は、ほとんど一般症状を示しませんが、妊娠犬では前兆のないまま妊娠後半(55日前後)に突然流産します。流産犬は、至って元気で、多数の犬ブルセラ菌を含んだおりものを排出し、これが感染源となります。

2. 犬の被害、人の被害

犬から犬への感染力は強く、被害は大きくなります。人にも感染し、微熱程度で自覚症状に乏しく、知らないうちに抗体価が上昇している場合もあります。

犬ブルセラ病の治療(完治)は、困難です。

犬ブルセラ病の診断

犬ブルセラ病は、流産以外に臨床症状を示さないため、血清凝集反応による凝集価の測定で診断します。凝集価が×160以上を抗体陽性、×80を抗体擬陽性、×40以下を抗体陰性と判定します。

犬の子宮から分離したB.canis

犬ブルセラ病に感染した犬の流産

犬ブルセラ病の浄化法

1 犬ブルセラ菌に汚染されていないコロニー

1. コロニーの全頭におけるB.canis凝集価が陰性の場合は、犬ブルセラ病フリー犬舎と判断する。

2. コロニーに擬陽性犬が存在した場合は、擬陽性犬について≒2週間後の2回目検査で抗体価の上昇のないことを確認して、犬ブルセラ病フリー犬舎と判断する。

2 犬ブルセラ菌に汚染されたコロニー

  1. コロニーからB.canis陽性犬を隔離し、擬陽性犬と陰性犬は個別ケージに収容し、犬舎を消毒する。出来れば、陽性犬と交配した相手は、隔離するのが好ましい。
  2. 陽性犬を排除した以降は、B.canisに潜伏感染している犬を、いかに早く隔離するかに努める。すなわち、陽性犬を隔離した日から≒2週間後に、全頭について2回目の検査を行い、陽転したものは隔離する。
  3. (2.)から約1ヵ月後に全頭について第3回目の検査を行い、(2.)と同様の処理を行う。これまでの処理を忠実に実施していればコロニーは、清浄化されている。

犬ブルセラ病浄化法(Bio Art法)

犬ブルセラ病フリー犬舎の維持法

犬ブルセラ病フリー犬舎は、外部から犬ブルセラ菌を持ち込まない限り安全である。それを維持するためには以下の点を遵守する。

  1. 外部犬との接触を行わない。
  2. 交配の依頼があった場合は、相手の犬が犬ブルセラ病が陰性であることを条件とする。
  3. 精液を提供していただく場合も、雄犬が犬ブルセラ病陰性であることを条件とする(精液中に犬ブルセラ菌が存在するため)
  4. 新しい犬を導入する場合は、犬ブルセラ病が陰性(≒2週間隔で2回検査)であることを確認する。
  5. 犬舎の定期的な消毒と犬舎入口には常に消毒槽をもうける。
  6. 1~5)を忠実に守っている限り問題はないが、出来れば種雄犬だけでも年1回の検査を実施する。
  7. 流産が起こった場合は、ただちに(当日の血液)犬ブルセラ病血清凝集価を測定する。

犬ブルセラ病検査料金

1検体 5,400円(税込)

検査ご希望の方は、まず電話かメールでお問い合わせ下さい。

TEL:03-5256-4111
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